人のいない空間

ここ最近、猫たちの喧嘩の声がよく聴こえてきます。
今までそうでもなかったのに、たぶんテリトリーの変化が起きているんだな。
というのは、駅前再開発の為に3月くらいまでに立ち退きするとのこと、今までノラ猫さんたちがのんびりと過ごしていた地域も立ち退きの場所の為に人がいない街並みとなってきています。

ある日、立ち退きが進んでいる一角の行き止まりのところに入り込んだら、
「がらーん」としている。。。

その場所だけ時間が止まったように

ない、何かがない

立ち退き完了してからわずか一か月もたたないうちに、人の温もりというかエネルギーが無くなっていくのを感じてびっくり。
震災地域で非難した村などの映像を見ますが、まさにこんな感じが広大に広がっているのだと想像すると、なんとも哀しい寂しい感じが身に沁みました。

今日は東日本大震災から5年、ヒューマン&トラスト研究所は震災後に二回引っ越しを余儀なくされましたが、今の大井町のヒーリングセンターが一番好きと言ってくださる方が結構いて、築40年以上経つ昭和レトロの木の家が、昔ながらの霊気療法所らしくて今の身の丈にぴったりなのでしょう。
ここだって、いつまでいるかは分からないけれど、なんとなく、東京オリンピックはここでみるのかなぁ~なんて言っているから、それ位はいるんじゃないかな。

東京オリンピック、いろいろな問題もあるだろうけれど、それまで安全安心な東京で居続けることは日本として与えらえた使命なので、きっとそう向かっていくと信じている。