看取りのアニマルヒーリング

ある猫さんの看取りに立ち合いました。

しばらく遠隔アニマルヒーリングを送らせていただいた猫さん、シルバーグレーに黒茶、下毛は真っ白のとってもオシャレで素敵な猫さんでした。

その日の遠隔の時に、「守護するものが必要」と感じ、守護するものとは。。。と思いつつ、午後に大井の鹿島神社へお参りすることにしました。なぜか朝から今日は鹿島神社に行ってみようと感じていたのですね。しかもヒューマン&トラスト研究所が品川区大井に引越ししてから初めての訪問でした。

由緒あるお寺だということが訪問してからわかりました。

そして、本殿にお参り、その後、猫さんのためには、脇わきに小さな鳥居のほうにお参りをしなくてはと思い行きお願いをしますと、すぐに「にゃ~、にゃ~」と声が聞こえてきました。

あれとみると、何とお顔のよく似た猫さんが近寄ってきました。

そして、くるっと私にお尻を見せたのです。

その時に、もう管はいらないと言っているのだなと。(おしっこが出なくてカテーテルが入っていたのです。)

さらに、毛並みをみると、どことなくD猫にも似ています。

D猫は私のアニマルヒーリングを時々お手伝いしてくださるガイド猫の一頭なのですが、かなり状況が厳しい時にやってきます。

思わずその猫さんに「守護してあげてね」とお願いしました。

 

ちょうどその頃に、猫さんが急変して、夕方には飼い主さんがお家で看取ることを決断されて、お家に戻ってきました。

もう、何にもつながれていません。ゆっくりといつもの匂いのする我が家で静かに静かに時を過ごしました。

本来は遠隔ヒーリングなのですが、私も居ても立っても居られず、お邪魔をしました。

飼い主さんの膝の中で、私もヒーリングさせていただきながら、静かに穏やかに旅立ちました。

本当にいつ、こと切れたのか分からなかったのです。だんだんと両脚が冷たくなり、体が硬くなっていきました。

最後の大きな呼吸さえなく、ただ寝ているだけのように、、、

 

最後のほうに、誰もいないほうから、パシパシっと音がして、まるでその猫さんがしていたように尻尾で床を叩いたみたいな音がして、もうこの体にはいないよ!と知らせてくれました。

いまは、もう体のつらさも不自由さもなく、自由に飛び回っています。

入院して大変なこともたくさんあったけれど、最期の時、飼い主さんの手の中で本当に苦しむ様子がなく、たくさんの賞賛と楽しい思い出話のを聞きながら穏やかに静かに旅立って行ったことに少しは私のアニマルヒーリングが役立ったのではと感じています。

ご冥福を心からお祈りいたします。

そしてD猫さんにもありがとう!