京都節分四方参り2017

京都の節分を存分に楽しんできました。

京都はいいですね、ここ数年ますます好きになっています。

品川駅についた瞬間にまた行きたいな~と思ってしまいました。

節分というのはただ1日なので、各神社仏閣で様々な行事をやっているのですが、節分梯子をするにしても行事の時間と合わせるのはなかなか難しく、初日は四方参りに絞って回ることにしました。

 

実は、吉田神社の火炉祭り、2015年・2016年と従来の大規模なものは行われずにいました。

2015年の吉田神社の節分ははてなNEWSの記事によると、

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節分祭は、2月3日の節分の日を中心に前後3日間にわたって開催される、室町時代から続く特殊神事です。期間中に例年約50万人の参拝者が訪れるほか、境内に約800の露店が並びます。内容が変更されることになった火炉祭と呼ばれる古札焼納祭は、本社の三ノ鳥居前に設けた巨大な火炉を使って、参拝者が持参した古い神札を焼き納めるというもの。行政指導により従来通り“大規模”にすることは難しくなったため、今年から神事の内容を変更します。

吉田神社はこの度の変更について、神事を伝承することは大切だとしながら、「様々な分野で環境保全を考える昨今、時流と共にかたちを代えながらも信仰・伝統の本来の意義を護り継承していくことが、もっとも重要な事」と説明。参拝者にも理解を求めています。

火炉祭は2月3日午後11時から開催されます。

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とのことでした。

私はそれを知らないで、昨年すごく楽しみに23時に行ったのですが、集められたお札などはゴミ袋にいれられてトラックに積まれていました。まさかそれを燃やすのとビックリしたら、実際には小さな台に灯をつけるだけだったので、ちょっとがっかりしました。

そんな話をしていたら、タクシー運転手さんが今年は燃やせるようになったそうですよと教えてくれたのです。

えーーー!!!

にわかには信じられなかったのですが、本当に今年は昔ながらのお札を燃やすできることが分かりました。

 

まずは、2月2日に吉田神社から始めて、八坂神社、壬生寺、北野天満宮、そして吉田神社に戻って18:00からの鬼やらい神事をみました。

吉田神社の午前中、この火炉にお札が集められます。私も昨年のお札をもっていきました。

 

 

この日は八百万の神様を祀っている大元宮も内院特別拝観が出来ます。

 

次の八坂神社は外国人観光客も非常に多く、レンタル着物姿の外人さん(特に東洋系の外国人)がたくさんいました。

八坂神社を周る人と、伏見稲荷大社を周る人がいるようです。(方角てきなもの)

 

 

壬生寺もなかなかの賑わいです。

こちらは節分の為にお参りの方。京都の二大節分といえば吉田神社と壬生寺と言われているそうです。

 

 

お皿に祈願を書いて奉納します。お焚き上げも盛大に行われ、壬生狂言は1時間ごとに開催されます。が、並んでいるので見学はせず、次の北野天満宮へと急ぎました。

 

北野天満宮、以前に来た時は受験生や修学旅行生が多かったですが、今回は静かでした。

ここでは、2月2日は特に行事はなく、節分の2月3日に催しがあります。

 

 

そして、夕刻6時、吉田神社に戻ってきて、鬼やらい神事に参加、すんごい人です、人人人で、鬼の姿は頭の先しか見えませんでした~ 

 

 

火炉祭の火はそのまま次の日も燃えているとの事なので2月3日夜23時の火炉祭の参拝はやめて、次の日の午前中にお参りしました。

吉田神社は2月2日3日の両日は露店も800店ほど並ぶ賑わいですが、2月4日は露店はなく、祭事のみとなります。

 

 

大分小さくなっていますが、まだお札を納に来る方もいます。

火炉の火にあたると無病息災だそうです^^

 

吉田神社が何故好きか分からないけれど、何だか気に入っております。

最初に訪れた時には、本当に静かな空間で、一羽のカラスが迎えてくれました。

また静かな時にもお参りに行きます。

 

明日は節分当日に行った鞍馬寺の古式ゆかしい伝統儀式についてです。