癌という病の幸せ

先日亡くなった女優の樹木希林さんの言葉を書籍にしたものが出版されたそうです。

そういえば、樹木希林さんの言葉ではありませんが、

癌という病はとても幸せな病気だと聞いたことがあります。

それは、心臓発作や脳梗塞や事故などで、最後のお別れのコミュニケーションなく家族を残して亡くなってしまう事との比較としてのお話なのですが、癌の宣告を受けた時、例えば余命を伝えられた時には、家族と分かち合ったり死への準備が出来るということです。

さよならまでの猶予を与えられた良き病いだと考えられるのです。

 

もちろん、癌のサバイバーとなって、復活している方々が周囲にもたくさんいますし、とにかく生きるを選択しつづけることをされる人生を否定しているのではありません。

樹木希林さんも全身ガンと言われながらも女優として生涯現役を貫いた方です。死を意識しながらも今を生きる事を全うされて自分のできる事、いや、自分がしたい事をされて亡くなったのだと感じています。

 

最後をどうするのか、樹木希林さんも家族と色々話をされたのかもしれません。

ただ、私もこの年齢になり、父母を亡くしてみてわかったことは、家族や周りの人に自分が末期的な状況になったり亡くなった後にどうしたらよいかなど、きちんと自分の意志と諸事を決めておくのはとても大事なことなのだということです。

 

それは、私自身が父の死を通して痛感したことでもありました。

まだ父が元気だった70代の頃、父は終活に入っていたのだと思うのです。

たまにしか実家に帰ることはなかったのですが、私がいる時に、自分が亡くなった時の遺産相続のこととか、色々と話をしようとしていましたが、その頃の私はそれを真正面から受け止められず、そんなことはどうでもよいような振る舞いをして、お茶を濁していました。

また、お葬式の話や、末期的な状態になった時に延命処置をどうするかなど、はっきりと聞いておくことは大事なんだなと思うのです。

さらに大事なことは、これらの事は、家族みんながいる時に話をするのが肝心だということ。

実は親というのはそれぞれの子供に言っていることが違っていたりします。実際にそういうことが父が亡くなってからありました。

 

私もそろそろ諸事の整理整頓が必要と感じつつ、なかなか手が付けられないでいます。

先日亡くなった母は、自らの意志をもった人生を終えるべく認知症という病の中に逃げ込んでいきました。

なので、最後の10年ちかくは娘はもちろん大好きだった孫たちに自分の意思を伝えることなく、死への道のりを歩んでいきました。

長い年月お互いのコミュニケーションがきちんととれない状態は本当につらいことです。

 

今日は、なぜこんな話になっていったのかというと、私に少なからず影響を与えてくれたある先生が一昨日にお亡くなりになりました。

その方は、末期の白血病を宣告されましたが、ご自身の生き抜く強い意志と周囲の医療チーム、レイキを含めた娘さんのケアを受けながら、宣言された余命を大きく超えて生きて、旅立たれました。

いったんは着物を着て歌舞伎座に行ったり、また、講座を再開されたりするくらいまで回復もされた奇跡を体現もされていました。

同時に自分が亡き後の手配も含めて終活されていたようで、自分が亡くなった後のお葬式の事なども全て娘たちに伝達されていたそうです。

最期までの数週間でも、

「あなた、人の手助けをする仕事を選んだんだから、親の死に目に会えるなんて思わないほうが良いわよ、アハハ」と笑いながら娘たちに言われていたそうです。

いかにも先生らしい言葉です。

その先生は、精神科医でありTA(交流分析)のオーソリティでもありましたが、レイドウレイキの良き理解者でもありました。

ヒューマン&トラスト研究所にて、TA(交流分析)のワークショップの講師をしてくださったことがありました。

その時にご自身のプライベートな話を事例として出された話がとても印象的な内容で、それは今でも心の中にしっかりと残っています。

私がヒーラーとして活動する上でも、家族や親族との関わりの上でも非常に役立つことでした。

 

話は尽きなくなりそうですが、

ある一定の年齢になったら、終活、本当に大事ですね。

病になるとかならないとかは別として。健康でい続けてピンシャンコロリであっても、終活は大事!

そして、終活は自分だけなく、子供やパートナーのいる人は、遺言などの書類はもちろん大事ですが、残された家族が混乱しないように、思いを周囲に伝えることも忘れないでいてください。

あーーー、そういう私も、最近母が亡くなり、両親ともにむこうに逝ってしまったので、来年は諸事いろいろとありますから、終活も同時にしっかりとやっていきます。(と、宣言しておきます)

 

今年は末期的な状態の方や動物達へのヒーリングも続いています。

残念ながら亡くなる方もいますが、今も命をつなげて生きるを選択している多くの人やペット達がいます。

今日もそのための遠隔アニマルヒーリングからお仕事が始まります。

 

葬儀出席のためセミナーのスケジュールを変更します。

12月22日アクセスフェイスリフト講座→12月23日アクセスフェイスリフト講座