レイドウレイキの道は茶道の道に通じる

レイキ(臼井レイキ)はどれも同じかと言えば、日本人の臼井甕男先生から始まったというのは一緒ですが、100年近くの年月を経て世界中に広がる中で、それぞれの考え方や在り方、やり方が生まれていきました。

なので、レイキの1の伝授を受けました、レイキの2を学んでいます、レイキの3を終えました、と言っても全く同じかといえば、正直違いが出ます。それは、エネルギーレベルの違いでもあるし、手法の違いの場合もあり、また、考え方と在り方かもしれません。

ただ、臼井先生から始まったレイキの事を、一般的にレイキ、臼井レイキ、レイキ療法というだけのことです。

茶の道も、たくさんの流派があります。と言っても私は茶道のことはよく理解できているわけではないのですが、

表千家、裏千家、武者小路千家がもともと千利休の家系のようです。

実際には500位の流派があるそうです。華道も同様です。

それぞれが、こうしたら良いと工夫をして行く結果、異なったものが生まれてきています。

(こうしたら良いという中には、様々な含みがありますが)

それで、臼井先生から生まれたレイキの場合は、家系の中では途絶えています。

臼井先生が一子相伝のような考え方を嫌ったために、心身改善臼井霊気療法学会の中から会長職が選ばれて現代まで続いていますが、今は一般には門徒を閉ざしています。

なので、血脈による流れではなく、それぞれ関わった人たちが、自分のレイキ療法として広げていっています。

 

レイドウレイキも臼井レイキの流派のひとつです。

簡単に言えば、世界に広がった西洋レイキと日本古来の伝統霊気療法とを組み合わせて、レイドウレイキというネーミングで提供している流派です。ブランド名と考えていただくと分かりやすいです。

昨日、一昨日とサイキックトレーニングを受けた話を書きましたが、その中で、ペアを組んだ様々な人から、私は「伝統」ということを何回も言われました。伝統を守る人というような感じですね。

確かに、レイキも100年近く続いてきている療術ですから、そろそろ伝統的療法の一つに入ってもよいはずです。

なので、レイキ療法(レイキヒーリング)を25年続けているのはどこかでその伝統を守るということを意識しているのかもしれません。

 

先ほど茶道の話を書きましたが、それは今日やっと「日々是好日」の映画を観られたからなのです。

この映画、とても良かったです。

先日亡くなられた樹木希林さんが出演されていますが、茶道の作法のことなども出て来ますが、それが、物語の中で季節を感じさせてくれて、さらに私の大好きな町鎌倉のロケーションのようで、おそらく樹木希林さんが演じた茶道の先生のお家は以前に時々通っていたあそこで撮影したのではと思い当たる場所でした…

所々出てくる茶道の指導の言葉が、レイドウレイキマスターコースの中で出てくる言葉がちりばめられていてビックリでした。

 

茶道の道はレイドウレイキマスターへの道ともつながっているんだなと、しみじみと、伝統、いや、本当は「伝承」をしていくことの意義深さを感じさせていただきました。

日々是好日のプロモーションビデオの中には、こんな言葉がありました。

世の中にはすぐ分かるものと、すぐ分からないものの2種類がある。

すぐに分からなものは長い時間をかけて、少しづつ分かってくる。

お茶を始めて24年、そういうことだったのか。

お茶はね、まず形なのよ。はじめに形を作っておいて後から心が入るものなのよ

 

そう、レイキの道もまさに、そうかもしれません。

すぐに分かるものもあるけれど、本当はあとからじわじわと分かってくるものがたくさん、たくさん、あるんです。