考察13:アクセスバーズ・ボディ考察

私が、アメリカのアクセスコンシャスネスで提供している「アクセスバーズ」「アクセスボディ」「アクセスエナジェテックフェイスリフト」に出会ったのは2015年の春。それから8年が経とうとしています。ふと、それを振り返ってみて、その間にどんな事を感じ、どんな経験があったのかも含めてこれらを考察して書いてみたくなりました。あくまでも私の私見であることを加えておきます。

【考察13】

 

今日は、アクセスバーズを発見し提供、アクセスコンシャスネスの主宰者であるギャリー・ダグラスさんと初めて出会ったときのことについて書こうと思います。

 

私はCOP(可能性の実現)とABC(アドバンスボディクラス)の二つを受講しているので、二回お会いしています。そのため、記憶が入れ違いになっているなどあるかもしれません。

初回は2016年7月、翌年の夏にはABCを受講しています。

 

2016年夏、最初の出会い、ギャリーさんはアジアのツアーを終えて日本に来ました。

どうも日本の空気はあまり合わないと思っているらしく、かなり疲れた様子でした。

喉の調子もあまり良くなかったようでした。

 

ギャリーさんは、講演の時以外は話しかけたり写真を撮ってと言わないで下さいと言いました。

 

一緒に写真を撮るのにはとてもエネルギーを使うからということで、最後には希望の人と写真を撮りますからとも。その前のアジアでのセミナーの時にのべつまくなく写真の要求や、個人的に近づこうとする人などもいて、それの対応が非常に大変だったようです。そういうこともあり、前もっての要望でした。

 

日本人はとても礼儀正しいのでほとんどの方はそれを守ってレッスンは進みました。

最後には希望者と一緒に写真を撮ることをされていました。

 

実は、こんなことを申してはなんですが、私が最初にお顔を見た時の率直な、正直な感想は、

「え?ギャリーさんてこんなによぼよぼした感じなの?来年はもう会えないんじゃないかしら?」

というような印象だったのです。

よく考えたら、その時すでに73歳か74歳くらいだったか?世界中を飛び回って講演をしているのだから、すごいことです。そして後に、この時の体調不調に関しての解放に関わった、ベガメクスのエンティティクリアリングも生まれたのです。

 

それでも、3日間お一人で講演をされて、COP的な角度から個々の質問への応答などをしていきました。

 

日本人はまだまだこのセミナーに慣れてはいなかったので、最初の方は海外の方からの質問が多かったですが、その内に、聞いてみようということが湧いてきて、順番待ちになるような白熱した状態になっていきました。

 

私は後にギャリーさんが言っていた、一緒に写真を撮るのにエネルギーをとても使うという意味がよく分かる体験をしました。

 

それは、ブラジルの40名程のレイキメンバーを日本で迎えたときのことです。

ホテルの朝、皆さんとレストランで一緒でした。

食事が終わった後に、自然と個別の記念撮影の時間になっていき、私と、私と、私も~と続いて一緒に写真を撮ったのです。

いや~、その時に、彼が言っていたことがよく分かりました。

最後にはホテルのロビーの前でワイワイと撮影、皆さんパワフルです。

何回も写真を撮るのに、常に微笑んでいること自体も本当に大変でした。。。エネルギーメチャメチャ使います。

一緒に写真に入ったレイドウレイキマスターも、写真を撮れるのって疲れるんですねと言っていましたから。

 

同様にセミナーをファシリテートすることもそこに居る全ての人に起きていること、エネルギーの流れなど、特に実習の時には実習をしているペアはその間の関係性が強いですが、ファシリテートするひとは、その場で実習している人全体のエネルギーと繋がる感覚がありますので、大きなエネルギーを使います。

 

話をもとに戻します。

実は、私はアクセスバーズを始めた当初、アメリカ在住の方からアクセスコンシャスネスについての懸念をお聞きしていたので、他の日本人以上に疑いの気持ちを持ちつつ進んでいったと感じます。

 

「他の日本人以上」にと書いているのは、どうもアメリカから入ってくるものとか、アムウェイを始めネットワークビジネスなどのイメージがあったり、文化的な違いなど自由であるが故に、倫理観と合わないと感じる部分があったりもします。

 

そういう点で、同じアクセスバーズをやっている同士の中でも、なんか、アメリカに搾取されているというようなイメージを持ってお話をすることもあったからです。

 

ところが、欧米のものに限らず、様々な技術やセミナーなどの提供に於いて、毎年の更新契約や、売上の何パーセントを納めるなどは普通に行われていることが多いようです。

 

私はレイドウレイキ本部の立場にいますが、レイドウレイキヒーラー養成コースのシステムでは、セミナーを開催される方は、認定証とマニュアルのセットを購入していただくようになっています。

 

売上の何パーセントかを入れるとか、年間毎に更新費用が掛かるなどがないので、自分達のシステムがただそうだということで知らなかっただけということがあります。

 

レイドウレイキを教える資格の臼井レイドウレイキマスターになる際に、ある鍼灸師の方が当方が認定証とマニュアルセット代を支払いということを聞いて、それだけでいいのですかとビックリされていたことがありました。

 

現在レイドウレイキではやっていませんが、年間毎の更新には更新の良さがあるかもしれません。

 

更新してお金をお支払いするということは、またはお金が無料であっても、自分がその立場にいるということを意識するという自覚を促す点で役に立つ面もありますので。

 

 

アクセスコンシャスネスのシステムは、2022年時点ですが、アクセスバーズファシリテーターは1年毎の更新になります。

 

その際には、更新要件があり1年の中で所定のセミナーを受講していること、更新費用として250ドルを支払うことになっています。1年以内で受講する所定のセミナーは、ファンデーションクラスや3デイボディ、COP、ABC、SOPなどいわゆる上のクラスになります。このクラスは受講費180,000円(1年以内の再受講は半額)~400,000円位の受講費になります。

 

今年は円安の為、250ドルが、今までは日本円で25,000円位のものが、約1.4倍になっています。35,000円位。

バーズの日本の受講費は現在は36,000円(2年位前は40000円でした)ですから、ファシリテーターとして年間経費を賄うことを考えるときちんと受講生が集まらない場合には更新をせずにプラクティショナーにもどることも多々あるわけです。

 

ということで、システム的な面では、本部に更新のための費用を支払いすること自体はよくあるやり方なのだと理解するようになりました。

 

システムの面に関しては、ファシリテーターが所定の費用を払いますが、受講生は自分がそれを受講したければすればよいので、ネットワークビジネス的な要素は全くありませんし、誰かが誰かを紹介すると何かを貰えるとかそういうシステムではありません。

 

主宰者のギャリーさん自身が、ネットワークビジネスを非常に嫌っています。ネットワークビジネスのシステムは人を幸せにするやり方ではないとの考えを持っています。昨年だったか、アクセスのセミナーにネットワークビジネスを合わせてすることを一切禁止したくらいです。一切禁止というのは、バーズセミナーの時に抱き合わせてネットワークビジネスをやることを禁じたということです。

 

そして、私の本当の懸念は、お金的な部分だけでなく、ギャリーさんに関わることでもありました。

アクセスコンシャスネスでは、ラジオ番組やYouTubeなど配信をされている中で、発言をされていることでアメリカ在住の人から聞いていたことがあり、その点がずっと私の中でひっかかっていたのです。

その内容については非常にデリケートな問題なのでここで書くことが出来ませんが、それを他の人に聞いても仕方のない事だとも思っていました。

というのは、周囲の人は、結局はこうなんじゃない、きっとこうよと、ただの憶測でしかないからです。

2015年からアクセスを始めて、セッション、そしてセミナーを開催していく中で、2016年の夏までの1年間、ずっと気がかりだったことを聞けるチャンスは今しかありません。

しかも、それはギャリーさんに対するある意味批判的な話なので、それをたくさんの中で発言するのにはとても勇気がいることです。

いつ聞こう、いつ?と思っている間にだんだんと日本人の質問者も増え、時間がなくなっていきます。

これはまずいぞということで、最終日になって、決死の思いで質問の順番に私は並ぶことをしたのでした。

それ以外にも私個人が聞きたい質問もありました。

本当に最後になって手先が冷たくなりながら、震える声でどうしても聞いておきたかったことに触れることが出来ました。

 

その内容については、そのセミナーの中にいる人だけが知っていることで良いかと思いますが、私の中で合点がいったことがあり、そこから気持ちが楽になったのは事実です。

アクセスコンシャスネスの気をつけなければいけない点として、言葉の解釈の部分があります。

 

コンシャスネスというのも、色々な解釈で書かれていますが、普通に英語を日本語にして「意識」としてしまうと、ちょっと分かりにくくなってしまいます。

 

なので、私はアクセスコンシャスネスにおける「コンシャスネス」は「アクセス用語」と考えると分かりやすいのではと言っています。

 

---つづく----